• 2016.4.18
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【復興とBIM】東京電力の福島給食センターについての記事から

BIM_関連情報

復興関連の事業では、スピードが求められます。
その成功例として、東京電力の福島給食センターに関する記事を4本ご紹介します。
それぞれ、特徴的な言葉を引用しましたので、興味を持たれた方は、ぜひご一読を。

まず、東京電力原子力安全・統括部Jヴィレッジ復旧推進グループマネージャーで、福島給食センター建設事業のプロジェクトマネジャー児玉達朗氏へのインタビュー記事2つ。

■建設津新新聞 公式記事ブログ 2014/5/28
【BIM】BIMを使うしかない!! スピード施工の東電・福島給食センター【記者コメ付き】

『時間は限られていた。設計に並行して開発許可を得る必要があり、一連の作業と申請を同時にこなせる手段としてBIMに行き着いた』
『前人未踏の作業を強いられる中で、最前線の現場関係者には常に最適な選択が求められる。その有効性を検証する手段としても、BIMが欠かせないことは言うまでもない。給食センターをきっかけに、導入案件は確実に増えていくだろう』

■グラフィソフト ARCHICAD BIM事例レポート 特別インタビュー
東京電力株式会社 「福島給食センター」建設プロジェクト
「福島第一原子力発電所」廃炉作業の労働環境改善を目指して
BIMを生かし、より速くより精確な設計施工を実現

『時間は圧倒的に不足していましたが、とにかく確認申請後の変更を避けるためにも、図面をきちんと仕上げなければなりません。すぐに設計者へ修正指示を伝えると、修正版がわずか2日後に上がってきました』
『2回目の保健所との打合せは2月12日でしたが、ここでもプラン自体にかなりの変更が必要になるような指摘をいただいてしまったんです。簡単にいえば、部屋の入れ替えみたいな変更でしたね』
『具体的には3月19日に都市計画法29条申請を行い、5月29日に着工しました。つまり、わずか2ヵ月半で29条申請を行ったわけで、これはやはり相当にスピーディな進行だったと言えますね』

前田建設工業 建築事業本部企画・開発設計部のBIM設計グルーブ長 綱川隆司氏のインタビュー記事。

■Architect’s magazine 技 2015/8/15
建築にかかわる事業者は当然、発注者にも大きな実利をもたらす新たな建築設計ツール「BIM」。その普及と進化に注力し続ける

『給食センターというのは、建物内部が細かなパズルのように区切られているうえに、厳しい衛生管理が求められます。加えて、震災時に給水・排水のインフラもダメージを受けているなどの特殊事情にも注意を払わなければなりませんでした。設計から完成まで約1年半でしたが、ゼロベースからの設計であれば通常は倍の期間が欲しいところでしょう。従来の2次元CADなどで設計していたら、とても越えられないハードルだったと思います』
『BIMをやってきて、今まで設計者が発注者に対して、いかにうまく説明できていなかったのかを痛感したんですよ』

最後に、個人ブログから。部外者の言葉だけに、逆に説得力があります。

■マルハビ日記 2014/11/01
最前線の給食事情を思いながら・・・

『通常に建設をやっている人間だと、工期が非常に短いことに気付く。というかほとんど不可能であるということが理解出来る。たぶん開発許可が下りるということは、土地取得もその半年前くらいであるので非常にすばやい行動というか、非常にすごいことである。さすがであると思いながら隣の建物を見ていた』
『しかし、東京電力はその短い工程作業をなんなくやってしまうのだと感じて感心した。寝なくてとかそんな根性論ではないことは確かで実施設計の前倒しという方法というか、フロントエンジニアリング、建設業界ではBIM工法を使ってやったのが良くわかる。さすがであると思いながら現場で見とれていた。これだけのBIMのパーツを平行して作成して、作業も平行申請を進めるのである』

 

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