• 2016.3.16
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豪州でARCHICAD STAR Edition2016発表。日本では?…

BIM_よもやま話

GRAPHISOFTオーストラリアが、ARCHICAD STAR(T) Edition2016を3月11日に発売したというニュースを見つけ、日本では?と調べてみると…
グラフィソフトジャパンのニュース・リリースにはありません。企業沿革に、2008年のARCHICAD START Edition 2008日本語版発売、とあるのみ。

建築知識の2008年09月号のソフトウェア・レビューを読む限り、なかなか良さそうなんだけど?と、首をひねりつつ、もう少し調べてみると、なるほど納得です。

答は、グラフィソフトジャパン社長コバーチ・ベンツェ氏のブログ「It’s BIM-time…!」にありそうです。
2010年1月14日「みんなのBIM」その答え!

ARCHICAD 13 Soloの完成を報告する投稿です。
グラフィソフト社内では、小規模な設計事務所のためのArchiCADの廉価版は古くから検討されていたとのこと。そして、ARCHICAD STAR(T) Edition 2008が発売されたのですが、ベンチェ氏は次のように分析しています。

2008年には「STAR(T) Edition」(SE)と呼ばれる製品が日本でも発売され始めましたが、販売数は伸びませんでした。この製品は、作図機能を外したこと、レギュラー版へのファイル互換性に欠けること、またバージョンアップが保証されていないことなどが理由により、マーケティングツール以上のものを期待する日本の市場には向かなかったと思います。

そして、次の文章を読むと、日本にはSTAR(T) Editionが不要なのがわかります。

基本的な違いは、Soloがレギュラー版へのアップグレードを視野に入れた「架け橋」を提供するのではなく、主要製品としてSolo用バージョンアップが保証されており、Soloから通常のチームワークバージョン(ArchiCADレギュラー版)への乗換えることなく使い続けることができるように開発されています。ArchiCAD Soloの機能詳細に付いてはここでは触れませんが(詳細はこちら)、ここで強調したいことは、全ての編集、作成機能が揃った「正真正銘」のArchiCADであるということです。更に重要な点は、レギュラー版と100%双方向のファイル互換性があるということです。

 

Soloの商品化のためには「ブタペスト本社の承諾」が必要だった、という一言からは、グラフィソフト日本がSoloにかけた想いが伝わってきます。

使う側からすると、簡単にできそうに思えるソフトの開発や商品化ですが、外からはうかがい知ることのできない苦労や、熱い想いがあるのですね。

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【出典】
GRAPHISOFT Australia
GRAPHISOFT Releases ARCHICAD STAR(T) Edition 2016(出典元ページは終了)

建築知識WEB
[2008年09月号]
ArchiCAD STAR(T) EDITION 2008

It’s BIM-time…!  2010年1月14日木曜日
「みんなのBIM」その答え!

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