• 2016.3.11
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5年目の3月11日

BIM_よもやま話

東日本大震災そして、福島原発事故の傷跡は未だ癒えず、普通の生活に戻れずにいる人たちも大勢いらっしゃいます。
日本全国、いや太平洋一帯が地震の活動期に入ったとされる今、震災や火災に対する備えを忘れることはできません。

2014年8月と少し前の話ですが、鹿島建設の首都直下型地震を想定した震災訓練についてのニュース・リリースからご紹介します。

鹿島建設は、この一月前に、火災時の熱や煙の変化とそれが避難行動に与える影響まで考慮した、高度な避難シミュレーション・システム「人・熱・煙連成避難シミュレータ PSTARS」を発表したばかり。このシステムを使い“実際に鹿島本社ビルでの火災を想定して、発火した階を優先して避難させた場合と、すべての階から一斉に避難した場合の2パターンをシミュレーションし、その結果を訓練に先立って社員に公開”したそうです。
このシミュレーション結果は、“BIMデータを用いた3次元空間内でも可視化し、より現実的なシミュレーション”として関係者間で共有したとのこと。
2つのシミュレーション結果は、大きく異なり、逃げ遅れの発生なども一目瞭然となっていたそうです。

 

どなたも経験があると思いますが、「避難訓練」というのは、しょせん訓練という意識を持ちがちで、しかたなく参加するという方がほとんど。
避難方法による被害の差の大きさを、可視化されたシミュレーション結果で認識し、命に直結するものとして挑んだ訓練、訓練に取り組む姿勢はまるで違うものになったでしょうし、参加者に大きなプラスとなったと思います。

これ以外にも、震災対策本部等の立ち上げ訓練の内容など、現実に即した訓練が一読の価値ありです。

 

首都直下地震・全国各地最大級の地震を想定した震災訓練を一斉実施
~避難シミュレーションシステム「PSTARS」も活用!~ [2014/08/28]
http://www.kajima.co.jp/news/press/201408/28m1-j.htm

火災時の高度な避難シミュレーションシステム
「人・熱・煙連成避難シミュレータ PSTARS」の開発と展開  [2014/07/30]
http://www.kajima.co.jp/news/press/201407/30a1-j.htm

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