• 2016.2.5
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Revit®とArchiCAD®のデータ連係

01bimpedia

Revit®とArchiCAD®はBIMの二大巨頭なんですが、データ互換性はかなりややこしく、Graphisoftのページに解説があります。

http://goo.gl/eTSZzd

Autodesk Revit(Structure)

Autodesk Revitは、構造設計会社用のソフトウェアソリューションで、構造設計専用のツールを提供します。物理モデルを個別に編集可能な分析モデルに統合し、構造解析、デザイン、ドキュメント作成を行うことができます。
RevitとArchiCAD間では、IFCの他に、BCFベースのバージョン管理(干渉検出、プロパティ変更など)を実行できます。Revitは、KubusアドインなどのサードパーティアドインでBCFワークフローをサポートしています。
ここでは、ArchiCADとRevit(バージョン2010以降)との建築-構造モデル交換のための推奨運用方法について説明します。両方のソフトウェアではCAD図面を処理できますが、ここではIFC(バージョン2×3)を介したモデルベースのデータ交換について重点的に説明します。
注記:実際例に基づいた、推奨されるArchiCAD-Revit(Structure)の運用方法とそのオプションのビデオ(英語ナレーション)を閲覧するには、
http://www.graphisoft.com/products/archicad/interoperability/structural/にアクセスしてください。
そこで、ArchiCAD-Revit Structure Workflowまでスクロールします。
手順1:ArchiCADからモデルをエクスポート
建築モデルから開始します。設計担当者は施主の要求と敷地に従って最初のモデルを作成します。
建築モデルを作成するときには、それを忘れずに構造設計者と共有する必要があります。例えば、ArchiCADで分類オプションを使用して、構造耐力要素を区別し、要素を特殊なレイヤーに配置し、そして鉄骨(柱と梁)などの要素の最初の断面形状と材質を定義できます。
注記:Revitでは「構造耐力要素」と「非構造耐力要素」の建築物要素を区別できます(要素プロパティおよび部門表示による)。この情報は最初にArchiCADの「構造機能」分類を使用して定義でき、その値は以下のようにIFCファイルに変換され、Revitで認識/処理できます。
このようにして建築モデルを準備したら、IFCにエクスポートするには、あとは特定のフィルタを適用するだけです。さらに、エクスポートオプションの中から、[全ての表示要素をエクスポート(全てのフロア)]を選択できます。これはエクスポートする要素をフィルタするもう1つの方法です。これにより、例えば、ArchiCADの「躯体表示」機能を使用して複合要素の躯体のみを表示してエクスポートしたり、ドア/窓の場合は、「モデル表示オプション」を使用してフレームの細部やその他不要なデータを除外して開口部のみを表示してエクスポートできます。
3D要素の位置決めの参照基準として、IFCデータに通り芯設定(通り芯および通り芯設定ツールで作成)を使用することもお勧めします。
ArchiCADには、IFC2x3を介してモデルをRevitにエクスポートするために設定を最適化したトランスレータが組み込まれています(このトランスレータの名前は「Revit Structureによるデータ交換」です)。また、必要に応じて、独自のトランスレータをカスタマイズして定義することも可能です。
エクスポート処理中に要素をフィルタするその他の方法として、以下が挙げられます。
エクスポートを開始するビューでの要素の可視性
現在の要素の選択内容
フロア(例:1Fフロアのみ)
要素タイプ(例:柱と梁のみ)
構造機能(例:[構造耐力要素のみ])
あるいは、フィルタ処理なしにモデル全体をエクスポートすることもできます。トランスレータのデフォルトのフィルタ規則は、エクスポート処理の一部として手動で細かく調整できます([ファイル]→[名前を付けて保存(IFC)])。
注記:
Revit(Structure)用にトランスレータを設定するときに、ArchiCAD要素の構造機能別分類を考慮できます。つまり、トランスレータの[モデル要素フィルタ]を[構造耐力要素のみ]に設定すると、ArchiCADで「構造耐力要素」として分類される要素のみがエクスポートされます。
逆に、Revitからインポートするときに、Revitで「耐力要素」として分類される要素のみがArchiCADにインポートされます。ArchiCADに要素レベルの分類が存在しない場合、またはRevitから全ての要素をインポートする場合(非構造耐力要素を含む)は、トランスレータの[モデル要素フィルタ]設定を[全要素]のままにします。
ArchiCADのメッシュ要素をRevitにインポートできるのは、メッシュ要素がトランスレータで[ジオメトリセット(ワイヤーフレーム)]として定義されている場合のみです。
IFCを介して3D ArchiCADモデルをエクスポートするときに、2D要素(寸法、テキスト、ラベル、線、円など)を組み込む場合、トランスレータでこの機能を有効にする必要があります。
ArchiCADの発行機能のIFC形式を使用して、必要なビューをワンクリックでエクスポートします。
手順2:Revitにモデルをインポート
エンジニアは設計担当者からモデルを受け取り、新規のRevit(Structure)プロジェクトとしてその内容全体を開きます。適用されるIFCマップテーブルに従って、全ての要素がRevitタイプの要素に変換されます。ArchiCADモデルをインポートする前に、構造設計者はIFC要素タイプをRevitのカテゴリとサブカテゴリにマップするデフォルトのインポート設定を変更できます。
例:ArchiCADの基礎タイプのオブジェクト(IfcFooting)は、Revitに「構造基礎」要素(「一般的なモデル」要素ではない)としてロードできます。
注意:ArchiCAD要素をIFC要素に変換するためのデフォルトのマップ規則がありますが、ArchiCADの「要素分類」を使用すると、この要素レベルの変換をカスタマイズして、IFCエクスポートに利用できます。例えば、壁ツールを使用して梁のモデルを作成した場合、その(壁)要素を梁(IfcBeam)としてRevitにエクスポートできます。
構造設計者がArchiCADのIFCモデルをインポートするときに、警告メッセージまたはエラーメッセージが表示される場合があります。これはRevitのIFCデータの読み取り精度の制限に関するものです(例えば、ArchiCADゾーンや格子をインポートする場合)。これを最小限に抑えるために、GRAPHISOFT ArchiCAD ConnectionというRevit向けのアドインを提供しています。この「改善されたIFCインポート」機能により、標準の開く処理の既知のエラーの一部が修正されます。
ArchiCADからRevitにインポートすると、インポートした要素タイプの中にはデフォルトでは表示されないものがあります。これはデータの損失ではなく、これらを表示する場合はエンジニアがRevitの平面図と3D表示の設定を調整する必要があります。
例:
Revitにインポートされた建築上の壁(ArchiCAD分類が「未定義」または「非構造耐力要素」に設定された壁)は、Revitの「構造」ビューでは表示されません。これを表示するには、構造設計者が表示設定を変更する必要があります。
Revitにインポートされた柱、階段、屋根、表面の各要素は、デフォルトでは3D表示で表示されません。構造設計者は、[表示/グラフィックス]設定または[非表示要素のリビール]コマンドなどのツールを使用して、簡単に非表示を解除できます。
エンジニアは、設計担当者が割り当てたインポート済みモデル要素とそのプロパティ(材質、断面形状など)に基づいて、構造モデルとその詳細を定義します。
注記:参照モデルの概念を使用すると、エンジニアはインポートしたIFCモデルを個別のRevitファイル(RVT)として保存し、実行中のRevitプロジェクトに参照としてリンクして内容を保護できます。
Revitでは、構造モデルから分析モデルを生成し、それらを分析やデザイン計算を行う分析アプリケーションと共有することもできます。分析およびデザイン計算の結果に基づいて、構造モデルを仕上げます。
手順3:Revitから構造モデルをエクスポート
構造モデルはIFCを介してArchiCADにエクスポートできます。
Revit構造モデルをIFCにエクスポートする前に、構造設計者は一般的なインスタンスをIFC要素タイプにマップするデフォルトのIFCエクスポート設定を変更できます。例えば、構造の補強材は「IfcBeam」としてエクスポートし、実際のArchiCADの梁として使用できます。
GRAPHISOFT ArchiCAD Connectionアドイン(「ArchiCADにエクスポート」機能)は、RevitからArchiCADにIFCモデルをエクスポートするときに発生するエラーを修正するために設計されました。
以下の表は、Revit Structureの基本ツールで表示される要素を示したもので、一般的に構造モデルはこれらの要素で構成されます(これは単に基本的なRevit要素をリストしただけのもので、ArchiCADには全要素がインポートされます)。
手順4:ArchiCADに構造モデルをインポート
選択したインポート方法に応じて、構造モデル(またはその一部)を実行中のプロジェクトに結合またはリンクできます。
Revit(Structure)のデフォルトのIFCトランスレータ設定(エクスポート処理に使用したものと同じトランスレータ)を使用することをお勧めします。ただし、カスタマイズしたトランスレータやフィルタを適用することも可能です。
ArchiCADのデフォルトでは、インポートした要素はロックされたレイヤーに配置され、拡張子に「Revit Structure」が付加されます。
ArchiCADの特殊な表示方法を使用すると、構造要素を建築モデルと一緒に表示できます。例えば、参照パレットツールを使用して、現在のモデルと構造の内容を2つの異なる2Dビューで視覚的に比較できます。
設計担当者は、主要構造とその他の追加プロパティを、要素別(インポートした要素の設定ダイアログ)またはモデル階層別(IFCマネージャーを使用)に確認できます。
デフォルトでは、インポート処理で材質が変換され、インポートする材質のオリジナルの名前を保持したままで、デフォルトのRevit構造材質がArchiCADビルディングマテリアルにマップされます。マップ規則は、IFCトランスレータ設定で簡単に編集して拡張できます。
Revit材質が認識されなかった場合は、デフォルトのArchiCADビルディングマテリアルが選択されて表示されます。
手順5-6:建築モデルを更新
インポートしたモデル要素は、インポート処理に伴う自動変換の結果としてArchiCAD固有の要素になっているため、これに基づいてArchiCADでプロジェクトを手動で更新できます(手順5)。これを行うには、インポートしたモデル要素を参照として使用するか、構造要素を実際のArchiCADタイプの要素としてコピーして使用します(これらのインポートした要素はデフォルトでロックされています)。
建築プロジェクトの新しいバージョンでは、前述のようにIFCを介して再度エクスポートできるようになりました(手順6)。
手順7-10:Revitでモデルを更新
Revitは、上記の手順2のように新しいバージョンの建築モデルを新規のRevitプロジェクトとして開きます(手順7)。構造設計者が「リンク概念」を使用する場合、以前にリンクを作成した建築モデル(IFCから保存したRVTファイル)を新しいモデルに簡単に更新できます。エンジニアは新しいバージョンの建築モデルに基づいてプロジェクトを変更し(手順9)、次に、IFCを使用して新しいバージョンの構造モデルをArchiCADに送信します(手順10)。
手順11-12:ArchiCADで変更を検出
[IFCモデルの変更を検出]コマンドを使用すると、ArchiCADで受け取った新しいIFCファイルを以前のIFCファイルと比較できます(手順11)。
マークアップツールにより比較結果が表示され、その相違部分のみが現在のプロジェクトに結合されます。エンジニアはパートナーが提案する変更部分のみを簡単に確認でき、現在のプロジェクトの修正を手動で、または構造要素を実際のArchiCADタイプ要素として使用して行うことができます(手順12)。
手順13:データ交換を繰り返す
エンジニアと設計担当者は、このモデル交換、比較、更新の手順を繰り返すことができます。最後に、2つの部門がそれぞれ独自の、または共有のドキュメントを作成します。
GRAPHISOFT ArchiCAD Connection
GRAPHISOFT ArchiCAD Connectionは、Revit(バージョン2010以降、32/64ビット)向けの無償のアドインです。このアドインにより、RevitアプリケーションとArchiCADの間のIFCモデルベースのデータ交換処理が改善されます。
機能
GRAPHISOFT ArchiCAD Connectionには、2つのコマンドがあります。[改善されたIFCインポート](Improved IFC Import)コマンドでは、Revitで以前に変換した(インポートした)IFCファイルの後処理を行い、IFCモデル変換に関するRevitの既知のエラーの一部を修正します。[ArchiCADにエクスポート](Export to ArchiCAD)コマンドは、ArchiCADで使用するためにIFCモデルデータを直接エクスポートして最適化します。ArchiCAD Connectionには次の追加機能があります。
通り芯のインポート/エクスポート:Revitでのインポート/エクスポート時に(IFC)通り芯を完全に変換します。
ArchiCADのゾーンのインポート:「部屋」としてインポートしたArchiCADのゾーン(IfcSpace)は、Revitで正しい位置に表示されます。
ArchiCADのスラブのインポート:インポートしたArchiCADの構造耐力要素スラブは、Revitで「構造床」に設定されます。
梁/柱の断面形状の定義のエクスポート:Revitからエクスポートした断面形状の名前は、IFC形式に正しく変換されます。
ArchiCADとRevitモデル間で建築物要素のフェーズステータスをマッピングすることができます(インポート/エクスポート時)。
ドアの2Dシンボルをインポート/エクスポートし、ArchiCADおよびRevitアプリケーションの両方でオペレーションタイプを正しく表示します。
傾斜した柱や、スロープ、カーテンウォールなどの追加の微調整はRevitで行われます。

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